Abstract
江戸期の儒者,荻生徂徠を全く新しい視点から捉え直す.医者の子であり武士の家系に連なる徂徠は,幼少期から医学と兵学を学び,漢文の豊かな教養を身につけた.本書は,明,清,朝鮮など漢文圏との交流の中で彼が独自の思想と歴史認識をもつに至った過程を丹念に跡づける.
Original language | Undefined/Unknown |
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Publisher | 東京大學出版會 |
Number of pages | 340 |
ISBN (Print) | 9784130362658 |
State | Published - 26 Dec 2017 |