Abstract
2013年、新たに発見した周金波の作品、個人の書簡、日記等の記録は『周金波日本語作品集 第二集』(東京都:綠蔭書房、2013年)として出版され、周金波研究の新たな可能性を切り開く布石となった。周金波の研究が戦前の作品のみに限定して議論されている状況下において、『作品集二』は周金波の生命史を引き伸ばし、再評価の可能性が提示されている。本研究は、この日記の詳細な解釈と考察を起点として、一人の基隆現地の作家の角度から周金波の作品を再解釈し、基隆の地域史や戦後台湾社会における生活史の細部を補充し、適切な評価を与えようとするものである。
Translated title of the contribution | A Study of Post-War Diary from the Perspective of Local Community |
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Original language | Multiple languages |
State | Published - 13 May 2019 |
Event | 日本台湾学会第21回学術大会 - Fukuoka, Fukuoka, Japan Duration: 7 Jun 2019 → 8 Jun 2019 |
Conference
Conference | 日本台湾学会第21回学術大会 |
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Country/Territory | Japan |
City | Fukuoka |
Period | 7/06/19 → 8/06/19 |